NANA第14巻
- 作者: 矢沢あい
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2005/12/15
- メディア: ペーパーバック
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アン・ハッピーエンドへの道筋が、徐々に具体的になってきた感じ。ただ好きな人と一緒にいたいという、些細な(でも重要な)幸せを手にしたいだけなのに、それが上手くいかないという複雑な人間模様が切なくなってきます。物語はクライマックスに向かっている感じですね。次の巻でラストに向かって大きく動くのか?かなり今後が気になるところで終わった感のある巻でした。
ただ、本当にこの「NANA」と「DEATH NOTE」は、幕切れをどう落とすかで、かなり評価が変わりそうなぁ。個人的にどちらもかなりの傑作だと思っているんですが、エンディング次第では、下手すれば「凡作」になってしまうかもしれないという危惧も。ただ、どちらもおそらく作者は落としどころも決めていると思うし、最後、感動のエンディングを期待しているんですが・・・どうだろう?