NODA・MAPを見てきました。

u_ichi2005-12-17

 
今日は、久しぶりに観劇してきました。場所はシアターコクーンで、NODA・MAPの「贋作・罪と罰」。ドストエフスキーの名作を、日本の幕末に舞台をうつして、思いっきりリメイクした作品。NODA・MAPの劇を見るのは今回がはじめてだったのですが、とてもおもしろい舞台でした。
 
最初、もうちょっと難解な舞台を想像していたのですが、思った以上にわかりやすい内容。人間の命の尊さや、ヒューマニズムを描いた舞台で、ところどころユーモアを交えつつ、サスペンス的な要素も入れつつ、最後まで惹きつけられる作品でした。
 
あと、舞台のセットがおもしろかったなぁ。椅子と、長い白い棒みたいなのだけを用いた抽象的なセットだったのですが、なにげない椅子とか、その白い棒みたいなものを、上手くいろいろなもの(扉だとかベットだとか)に表現させていて、それがまたとてもよく出来ていて、その使われ方を見ているだけでも楽しめました。
 
久しぶりに劇を見たのですが、やはり観劇も楽しいですね。また、機会があれば、見に行きたいです。