「公認会計士」って何?

 
さて、このサイトは、「会計士のタマゴな日記」と題して、会計士ってどんなことをやっているのか、紹介できたらなぁ、と思っているブログなんですが、でもこの「公認会計士」という仕事、おそらく多くの方が「一体、何?」と思っていらっしゃるんじゃないでしょうか?実際、公認会計士は、資格としては、弁護士、医師と並んで「三大資格」なんていわれたりしますが、その知名度はかなり低く、よく税理士などと混合される方もいらっしゃいます。とりあえず、この公認会計士とは一体何なのか、簡単に紹介しようかと思います。
 
まず、公認会計士という資格を一言で言ってしまえば「会計のプロ」ということになるでしょか。そして、そのメインとなる仕事が「会計監査」といわれる仕事です。
 
この「会計監査」ってのは一体何なのでしょうか?会社は、日々の活動を常に記録し、1年に何度か、財務諸表といわれるものを作成します。この財務諸表というのは、会社にとってのつうしんぼ。会社が、ある一定の時期に、どれだけの利益を稼いだのか、あるいは、ある時期、会社はどれだけの資産を持っているのか、数字にあらわしたのがこの財務諸表というものです。
 
しかしこの財務諸表、会社の側が作成するもの。そのため、そのまま信用することは出来ません。そこで、外部の第三者である会計士が、この財務諸表をチェックして、「この財務諸表は正しいですよ」とお墨付きを与えるのが「会計監査」です。この会計監査は、株式を上場していて、広く売り出している会社や、ある一定規模以上の大きな会社には法律で義務付けられています。そして、この法律で義務付けられている会計監査を行えるのが、公認会計士というわけです。
 
ただし、私の今の肩書きは「会計士補」。「公認会計士」ではありません。それでは、「会計士補」と「公認会計士」はどこが違うのか、次回、詳しく説明したいなぁと思っています。